とりあえずてきとーにかたってみます。改(仮)

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【独断と偏見による嵐オリジナルアルバムレビュー】記事一覧



アメーバブログ掲載エントリの再掲です。
 
 
 
世間は最新作「LOVE」の感想一色の中、空気読まずに過去のアルバムレビューをまとめる私です。笑

LOVEについてはまた後ほど。

あ、ちなみに再度申しておきますが、音楽的知識はほぼ皆無の素人による雑感ですので、多少ズレたこと言ってても大目に見てやってくださいませ。

※「マイレート平均」は個別レビュー記事に記載しているマイレート(その曲のお気に入り度合い)の平均値です。「数字が高ければ高いほど、私好みの曲が多く入っているよ」という、なんの参考にもならない数字。アルバムのおすすめ度やお気に入り度合いを表す数字ではありません。


□ 1st「ARASHI NO.1(ICHIGOU) ~嵐は嵐を呼ぶ~」
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/03/08/183617
マイレート平均:3.7

所属レーベルがポニーキャニオンだった時代に発売された唯一のアルバム。現在は廃盤ですので、新品を入手することはできません。ジャニーズJr.時代に歌われていた楽曲も多く、嵐色は皆無といっても過言ではない。ぶっちゃけ、嵐楽曲を語る上では聞かなくてもまったく問題ありません。アイドルポップス好きにはきっと堪らないであろう一枚。個人的ハイライトはM12-M13。……と見せかけてのM9「helpless」。およそ1年前にデビューしたばかりのアイドルに「無力」なんてタイトルの曲歌わせるか普通wwまぁ、だからこそ、なのかな。若さ故の無力さってあるよね。


□ 2nd「HERE WE GO!」
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/06/20/192554
マイレート平均:4.2

近年のキラキラと輝く、「THEアイドル嵐」を求めている方にはおすすめしません。クールかつ刺々しさを感じさせる1枚。ジャズファンクやヒップホップ色が非常に濃いアルバムですよね。1stのアイドルアルバムから一変。すごい攻めてます。個人的にはめちゃくちゃ好みの曲が揃っているけど、どうにも地味な印象が拭いきれないのが残念。でも、アイドルのセカンドアルバムとしては十分すぎる仕上がりだと思います。このアルバムのハイライトは間違いなくM5-M7の3曲。ここを聞かずして嵐楽曲は語れない。


□ 3rd「How's it going?」
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2012/12/14/085212
マイレート平均:4.0

アーティスティックで挑戦的だったセカンドの次にリリースされたのは非常にバラエティ性に富んだ今作。今やこの曲なくして嵐コンサートは成り立たない定番曲「Lucky Man」。当時の嵐を象徴するかのような歌詞と、思わず体が揺れてしまうサウンドが印象的な「嵐のまえの静けさ」。優しい曲に切ない歌詞をのせて歌うのは、もはや嵐さんのお家芸「パレット」。ラテン調のサウンドにのせ男女の一夜を歌ったアダルトでセクシーな雰囲気漂う「テ・アゲロ」。統一性がない、と言ってしまえばそれまでだけども、きっとアナタのお気に入りの一曲が見つかるであろう粒ぞろいの名盤。M4とM8はぜひとも聞いていただきたい。


□ 4th「いざッ、Now
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2012/12/10/172925
マイレート平均:3.5

「誘う」とかけたダジャレ的タイトルの放つなんとも残念なイメージとは裏腹に、アルバムの中身自体は文句ナシにかっこいい。洋楽テイストな曲が多く、少しサブカル路線に回帰したような雰囲気。なんだけども、「言葉より大切なもの」「PIKA★★NCHI DOUBLE」といった王道青春ロックチューンや、ファーストのキラキラっぷりを髣髴とさせる「RAINBOW」「君だけを想ってる」といったアイドルソングも忘れてはおりません。青さゆえに出せる粗っぽさや不安定さだったりがまた、逆に良い味を出してくれているなと。今だったらソツなく歌いこなしてくれちゃってそれもまたかっこいいんだろうけど。M2・M3・M7・M8が聴きどころ。ちなみに、なかなかのスルメアルバムとなっております。


□ 5th「One」
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/01/22/090034
マイレート平均:3.9

これまでの音楽性を一度ほんの少しだけリセットしたような印象を受けます。よりポップで実にアイドルらしい仕上がり。1曲1曲は良いのだけど、後半にドカンとソロ曲が固まって入っているのでアルバムとしての意味合いが感じ取りづらいのが残念なところ。爽やかさと切なさの絶妙なバランスが堪らない1枚。「夏の名前」然り。「素晴らしき世界」然り。ジャケットのデザインが過去最高にいい!!!しゃれおつ!!!個人的ハイライトはM3・M4・M11。


□ 6th「ARASHIC
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/02/01/173500
マイレート平均:4.0

「そして幕開け第二章」この言葉が本当に相応しい1枚。クールでソウルフルなこれまた名盤。80’sロック風味や、ディスコティックなノリノリナンバー。ジャジーな雰囲気の曲があったかと思えば、センチメンタルミディアムナンバーもしっかり。と、曲の系統はバラバラなのに妙に統一性を感じられるのは、やはり「COOL & SOUL」の放つ存在感のおかげかしら。「One」に続いてこちらもジャケットデザインが最高の逸品。個人的ハイライトはM3-M5。ここの流れは本当に秀逸。M7・M9も捨てがたい。3rd「How’s it going?」とならんでゴリ推ししたい名盤中の名盤でございます。(あくまで主観)


□ 7th「Time」
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/01/15/165109
マイレート平均:3.3

アイドルポップス入門編には持ってこいの作品。どの曲も丁寧に作りこまれていて耳馴染みのいい曲ばかり。ファンの間で名盤と語り継がれるのもうなずける出来。ただ、嵐ミュージックの面白さは半減したかなと。アルバムとしての意味合いが感じ取りづらく、「良い曲」が多いだけ。それ以上でも以下でもない、特にこれといって感じることのない作品でした。アイドルのアルバムとしてはこれはこれで正解なんだろうけど。「Love so sweet」のヒットに伴い、一般層からの注目度も高まり始めたこの時期ですので、こういう路線に落ち着くのはある意味当然のことと思います。個人的推しソングは初回限定盤付属のソロDiscから、M5「Yabai-Yabai-Yabai」(Vocal:Jun Matsumoto)。Disc1から強いてあげるなら……M1・M8・M9・M13。このアルバムに対してこんな否定的な感想を述べるのは、本当にごく少数の人間だと思います。ので、あまり鵜呑みになさらず。


□ 8th「Dream “A” Live」
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/02/15/173129
マイレート平均:3.2

夢を実現する為に生きていく」「夢と現実の間にいる嵐」というコンセプトのもと制作されたアルバム。のはずなんですが、それが全然感じられない。いや「夢」ってワードは確かに感じるんだけど、なんか……違うんだよなぁ。でも微妙な出来のグループ曲に対し、ソロ曲は佳曲揃いだったのが救い。「One」みたいにグループの曲は少なくてもいいから、1枚にまとめてしまった方が良かったんじゃないかと。Disc2のM5「Hip Pop Boogie」(Vocal:Sho Sakurai)は嵐を嵐たらしめる名曲。このアルバムのコンセプトが色濃く反映されているし、通常盤にも絶対入れるべき。かなりのスルメアルバムなので1回2回聴いただけで印象を決めつけてはいけません。


□ 9th「僕の見ている風景
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/02/12/182800
マイレート平均:3.8

前作から2年4ヶ月ぶりのリリースとなった今作は、2枚組、全20曲という過去最大のボリューム。なのにも関わらず、流れの組み方がほんとまじでクソすぎるせいで、正直1度聴くだけでもううんざり。(笑)冒頭にマイナー調でダークめな3曲を固めてしまった意図や如何に。いっそのことDisc1はとことん攻めてDisc2でいつもの嵐を見せたらよかったのになぁ。「サーカス」の後に「ギフト」が来た時は、さすがにないわ……orzって思いました。ほとんどがスルメ曲なのもうんざり度合いに拍車をかけている。そしてアルバムタイトルが示すモノも感じ取りづらい!なんだこのアルバム。(笑)1曲1曲の出来は悪くない(かと言って特別良くもないが)のにもったいないですね。12曲+8曲というなんとも微妙な分け方も気になるところですが、「Magical Song」(Vocal:Masaki Aiba)が2枚目の頭に来ることを避けた結果でしょうか。冒頭3曲がひどかった割に、ラストを締める3曲の流れは最高なのがまたなんとも……(笑)はじめから本気出せよw


□ 10th「Beautiful World」
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/06/13/184536
マイレート平均:3.3

3.11の震災を受け、「今届けられるメッセージ」というコンセプトのもとに制作されたアルバム。「negai」「遠くまで」をはじめとし、全体を通して一貫したメッセージを感じ取ることができる秀作。アルバム曲の出来も良いものが多く、バカみたいなリリースラッシュ時の残念クオリティシングルの不出来っぷりがそこまで気にならない程度にまとまっているのも推せるポイント。緩急の付け方も前作のとんでも配置と比べ格段にアップしているので、18曲というなかなかのボリューム感なのに飽きることなく最後まで聴ける。まぁ、終盤ちょっとダラケるけど。これぞ嵐!な「Rock this」にもう少しパンチがあったら文句なしの仕上がりでした。個人的ハイライトはM18「遠くまで」。これをラストに持ってきた制作陣に敬意を表したいです。もしこれが1曲目でラストが「果てない空」だったらここまで綺麗なアルバムにはならなかったかと。


□ 11th「Popcorn
レビュー記事:http://miomio617.hatenadiary.jp/entry/2013/09/10/172720
マイレート平均:3.6

タイトルどおり、明るくポップな「アイドル嵐」が堪能できるアルバム。とは言っても、ただひたすらにアイドルポップスが並んでいるわけでもなく、個性溢れるメンバーソロ曲をうまく絡めることで、ファンクにソウルにエレクトロ、といった要素も綺麗に混ぜ込まれている。曲単体で聴くと、特別丁寧に作りこまれているというわけでもなく、むしろ明るい割になぜかちょっと地味な印象(キャッチーさに欠けるというか)さえ感じさせるような曲が多い。のにもかかわらず、アルバムとしての完成度は過去最高とも呼べる出来だったと思います。なんといっても、リピートで再生した時のM16からM1 への流れ。この、ラストを飾る「Up to you」から1曲目の「Welcome to our party」へのつながりがあまりに自然すぎて、気がつくと2周目の再生が始まっているという。そして始まるエンドレスリピート。本当にうまいこと作られたアルバムだと思います。ただ、アートワーク面から考えても、もう少しぶっ飛んでしまっても良かったんじゃないかなーという印象はありました。




んー、もっとすっきりコンパクトにまとめたかった。
なんか後半にいくほど長ったらしく……すみません。笑
まじで文才くれ。



以下、おすすめアルバムを超独断と偏見によりチョイス。
まぁ何かのご参考になれば。笑


「最近のシングルわりと好きだし、なんかオリアル聴いてみたいかも~」

3rd・5th・7th・11th


「アイドルポップスはあんまり聴かないけど、嵐にはちょっと興味あるかな」

2nd・3rd・4th・6th(・5th・9th・10th)


「なんでもいいからアイドルポップスが聴きたい!」

1st・3rd・5th・7th・11th


「嵐のちょっとコアな側面を感じたい」

2nd・4th・6th・8th・9th


「アイドルのコンセプチュアルなアルバムが聴きたい」

10th・11th



誰も興味ない、超個人的趣味によるアルバムランキング。
あくまでも「アルバム全体を一つの作品として聴いたとき」に好きな順番。
好きな曲がたくさん入っていればいいってもんじゃない。

6th>3rd>2nd>4th>>1st>>>11th>10th>>>>5th>>>(どうあがいても越えられない壁)>>>9th>>7th>>8th



それではこんなところで。
早いとこ「LOVE」の感想もあげますね。まずはもっと聴き込んでからだけど。
その後、またこの記事も追記しますー。