とりあえずてきとーにかたってみます。改(仮)

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二度と来ないこんな夜だから【LOVE】嵐アルバムレビュー #12




アメーバブログ掲載エントリの再掲です。



忘れた頃にやってくるレビュー企画。

嵐の楽曲を勝手に語ろう。第12弾。



発売から4ヶ月経っての登場。12thアルバム「LOVE」レビューです。
今さらかよって突っ込みはナシの方向でお願いします。笑

初聴の感想では、なんか結構ほめてますけども、実際聴き込んでみたら印象変わったなあ。だいぶ。

何を思ったか「苦手だなって感じる曲が1つもなかった」とか書いてますけど、とりあえずこれに関しては前言撤回。
全体的に原点回帰な印象を受けるアルバムだし、私好みの楽曲は確かに前作より多い。なんだけれど、聴けば聴くほどに好きな曲と苦手な曲の差が顕著に表れてしまって、数回通して聴いただけでもうお腹いっぱい。クールでスタイリッシュなアートワークは大好きなんですけどね。

 

LOVE(通常盤)

LOVE(通常盤)

 


そんなアートワークからもわかる通り、前作「Popcorn」とは真逆とも言える作品。きっと30~40代の方に懐かしい音楽が多いんじゃないのかな。
「アーバン」という言葉がものすごく似合う一枚。笑

「嵐史上、もっともキケンなアルバム。」と銘打たれた今作ですが、ちょっとそのキャッチコピーはよくわからないかなぁ……(笑)


相変わらずの拙いレビューですが、お付き合いいただければ幸いでございます。
あくまでも音楽的知識は皆無の素人による雑感ですので、ご了承くださいませ。

 

 


1.愛を歌おう(作詞:SQUAREF・mfmsiQ・John World、Rap詞:櫻井翔、作曲:Benny Jansson、編曲:佐々木博史)

普遍的なLOVE。壮大なオーケストラにより奏でられるまさしく幕開けにふさわしい一曲。
……なんだけれども、グッと引き込まれるどころか、げんなりしてしまうのは私だけだろうか。まあ、当初アルバムタイトルを見て感じた不安をまさにそのまま肯定してくれたような曲だったけれど。
今までなら絶対歌えなかった曲だし、成長を喜ぶべきだとは思うけど、国民的アイドル(笑)になったが故の「歌わされてる感」がどうにも拭いきれず。ちょっとこのアルバムにおいて異質。浮いてる感も否めません。唯一の救いは櫻井さんのラップがすこぶるかっこいいこと。

歌詞: http://www.uta-net.com/song/154160/

マイレート:★☆


2.サヨナラのあとで(作詞:R.P.P.、作曲:MiNE・Atsushi Shimada・Fredrilk Samsson、編曲:吉岡たく

失ってなお引きずるLOVEを歌った、未練たっぷりセンチメンタルミディアムナンバー。R&Bチックなつくり。

にぎやかなこの街の片隅で 何も出来ない僕がいる

どこか明るさを感じさせるきらきらとした曲調(=にぎやかなこの街)と、切なさを絞り上げるような歌い方(=何も出来ない僕)が、詞の世界観をよく表しているなあと思います。街の明るさと対比させることで、より主人公の寂しさや悲しみが伝わってくるというか。
「どれだけ時間(とき)が流れたとしても」で情感たっぷりに歌い上げる大野さんがまた色っぽくて素敵です。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154159/

マイレート:★★★


3.CONFUSION(作詞:Shigeo・Macoto56、作曲:Joe Killington・Katerina Bramley・Tim Worithington・Michael Conn、編曲:石塚知生

遊び慣れした男性が本気の恋を前に混乱している姿を描いた歌。ドストレートなタイトルですね。
彼女の行動に翻弄されて必死にもがきながらも、自分のことを「可哀想に」「I’m a love fool」と、ちょっと楽しみながら客観視している主人公が、またなんともかわいらしくて面白い。
たたみ掛けるように進んでいく作りで、ジェットコースターのようにめまぐるしく変わっていく心情をうまく表現しているなあと。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154158/

マイレート:★★☆


4.Hit the floor(作詞:alleztune、作曲:川口進・BERT・ROLF、編曲:石塚知生

はい、きたー。笑 こういうの待ってたんだよ、大野さん! すき! だいすき!
彼のヴォーカルスキルを余すことなく発揮したアーバンな雰囲気漂う一曲。改めてその技術の高さ、巧さを見せ付けられました。この曲が聴けただけでこのアルバムを買ってよかったとさえ思えるくらい最高の逸品。文句なしにかっこいい!
広く一般的に知られるぼけーっとした大野さんのキャラクターからは少しかけ離れたイメージのキケンなLOVEを歌った曲。

君のことを悲しませることなら 一億年でも隠しきってみせるさ
もう離さないで 君だけは守りたい

散々、魅惑的な甘いセリフで誘っておきながらのこれですよ。

そう君こそ 今宵のSecret Lady

悪い男だねぇ。(笑) これ、大野さんだからこそというか、他のメンバーがもし仮にこれだけの歌唱スキルを持っていたとしても、こんな素敵な曲にはならなかっただろうなあ、なんて思ってます。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154157/

マイレート:★★★★★


5.P・A・R・A・D・O・X(作詞:AKIRA・H&Co.・SQUAREF・s-Tnk、Rap詞:櫻井翔、作曲:James Bird・Olly Goodman・Michael Duke・Emma Rohan、編曲:A.K.Janeway・吉岡たく・James Bird・Olly Goodman・Michael Duke・Emma Rohan

なんとなく意外に思われそうだけど、わたしこの曲別にすきじゃないです(笑)ダークな音作りはいいけど、アルバムの顔として推し出すにはメロディが地味なかんじ。かっこいい要素を詰め込みすぎて逆にまとまっていないような印象も受けました。ザ・空回り。「セクシーな大人の嵐」を全面に押し出した攻めの姿勢は素敵だし賞賛したいところけど、ちょっと疑問を感じてしまいました。
NYで振り付け?ダカラナニ。別に海外の有名アーティストのように歌い踊る嵐が見たいわけではないんですけど。「愛を歌おう」といい、この曲といい、ちょっと力の入れどころが違うんだよなあと思わずにはいられませんでした。私の感覚が、今の嵐がやりたいことだったり、ファンが求めているものとはズレすぎてしまったのかなあ、、
と、そんな愚痴はさておき。これまでにもお色気ソングはあったわけなんですが、今までのそれとはまた違った雰囲気で、大人になったなあとしみじみ。大宮の高音フェイクがたまらないですね。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154156/

マイレート:★★


6.sugar and salt(作詞:100+、Rap詞:櫻井翔、作曲・編曲:韻シスト

櫻井さんソロ。いかにも翔ちゃんぽくて、「やりたいことやったんだろうな」っていう印象でした。低音で抑揚おさえめなやわらかい歌い方がすごくいい。大人の失恋ソング。
未練たらたらで、ずっと女々しく「I wanna feel your love」って繰り返してるのに、最後の最後で「君の明日を願うよ」ってくるあたりが泣かせるね。あとはやっぱり彼の言葉の選び方すきだなあ。

心なしか二人また似ていく
無地のキャンバス滲んでいく

ここなんか特に。同じ時間を重ねていく中で近づいていく二人を、色づいていくキャンバスにたとえる表現がさすがだよね。いいわあ。
曲終盤、歌詞には載っていないところで既出曲のラップを控えめに入れてくるのもまた粋なところ。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154155/

マイレート:★★★★


7. Breathless(作詞:HYDRANT、作曲:Takuya Harada・Christofer Erixon・Joakim Björnberg、編曲:佐々木博史)

7曲目にしてようやくシングル曲の登場。二宮さん主演「プラチナデータ」の主題歌40thシングル。
前曲からの流れがすごくいい!それにしても、’13年にリリースされたシングルは3曲ともクオリティが高い。アルバムに収録されて改めて感じました。
この曲は本当にプラチナデータの世界観に沿った楽曲なので、やっぱり映画と一緒に楽しむのが一番かなあと。

自分に隠された もうひとつの姿 何かを囁いてる
「求めるものはひとつ」この手が真実を話してる

ここなんかまさに神楽とリュウだなって。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/143014/

マイレート:★★★★★


8.20825日目の曲(作詞・作曲:二宮和也、編曲:ha-j、二宮和也

いかにも二宮らしいソロ曲。和子さん(二宮さんのお母様)に向けて作られた歌。ストレートな母へのLOVEですね。
前作Popcornでも全体のバランスを見てああいう曲調にしたようだったので、今回もそういう意向あってのポップさかなと。バラードにはちょっと飽きていたので、こういう路線できてくれてよかったです。

俺はさ、あなたの息子で。あなたはそう俺の親であって。
たまたまかも知れないけど、それだけは唯一の誇りで
恥ずかしいから言ってないけど。
そう思ってるよ…

ここの言い回しなんか、いかにも二宮だよなあ。笑 けどなんか、素直にあったかい気持ちになれるほっこりソング。今作中もっともLOVEをストレートに表現した曲。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154154/

マイレート:★★★★


9.Rock Tonight(作詞・作曲:100+、編曲:BJ Khan)

最初イントロ聞いたときレンジを思い出したwほら、「ロコローション」とか「イケナイ太陽」みたいな。そんな感じの爽快ロックチューン。めきめきソング。笑
これだけ大人な楽曲を詰め込んできた中で、近年すっかり定番のわちゃわちゃソングも忘れず入れこんでくる辺りが嵐さんだなあって思います。別にそこまで求めてないんだけど。

何があったって 今が最高って 言えたら
それでいいんじゃない?

ここのフレーズがだいすき。この曲の主題ともいえるような気がします。「今宵も踊りましょう!」からの軽快なサビもすごくライブ映えしそうだよなあ。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154153/

マイレート:★★☆


10.Endless Game(作詞:100+、作曲:Chris Janey・Dyce Taylor、編曲:2H・Chris Janey)

櫻井さん主演「家族ゲーム」主題歌。41枚目のシングル。わにわにソング。笑
このドラマは見ていなかったので、世界観に関してはまったくわからないんですが、すごくメッセージ性の強い楽曲ですよね。嵐楽曲にしてはめずらしく、ちょっと厳しいかんじの物言い。
ダークでミステリアスなサウンドがとにかく好み。ドストライク。なもんだから、基本は雰囲気で楽しんでしまう曲だな~。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/147138/

マイレート:★★★★★


11.Calling(作詞:s-Tnk・eltvo、作曲:Andreas Johansson・youwhich、編曲:石塚知生

相葉さん主演「ラストホープ」主題歌。40枚目のシングル。イントロのエレキがたまらない。90年代ロックっぽいかんじ??
ここでこのクオリティのシングル2曲が連続で入るのいいわー。なんだろこの圧倒的存在感と安定感。
医療ドラマの主題歌ということで、命について言及した歌詞が印象的。ドラマのキャッチコピーである「死なせない。ただ一人として。」というワードが色濃く出ているような気がします。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/143015/

マイレート:★★★★★


12.夜空への手紙(作詞:阿部祐也、作曲:ニホンジン、編曲:BIGSHOOTER BOYS)

相葉さんのあったかさがよく出たソロ。作詞はFriendshipでもお世話になった阿部祐也さん。相葉くんのことをよく理解しているんだろうなあと感じさせる詞で、お二人の良い関係性がうかがえる。
亡くなったおじいさまのことを歌っているというこの曲。切なげながらも温かさが感じられる味わい深い歌唱が印象的。おじいさんを思う気持ちがすごく伝わってきます。

「どんな道を歩むかより、誰と歩むのかが大事だ」
「幸せは思いやり合う人と人の間に咲く」

これって、おじいさんが言ってた言葉なのかなあ。だとしたら、すごく素敵な教えだと感じました。そして、その想いはしっかり相葉くんに受け継がれていると思います。

追われるように 過ぎていった 日々の中 見落としていた
いつでも すぐ 逢えるような気がしてた
照れくさくって言えなかった 抱きしめて叫びたかった
「たくさんの愛を、優しさを、ありがとう」

過ぎていった日々を思い返しつつも、悲しみに暮れるのではなく、感謝を胸に抱きながら前を向いて進んでいこうとする姿勢が大好きです。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154152/

マイレート:★★★★


13.Dance in the dark(作詞:HYDRANT、作曲:Takuya Harada・SkyLine・Christofer Erixon、編曲:Pieni tonttu)

今回の松本さんソロはスウィングジャズのダンサブルなナンバー。1950年代ごろに流行したDoo Wopのノリが取り入れられていて、全体的に懐かしい雰囲気のする楽曲。
比較的スルメ曲であることが多い松本ソロにはめずらしく、聴いて一発で気に入った曲。やっぱり嵐の歌うジャズ調の曲すきだなあ。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154151/

マイレート:★★★★☆


14.Starlight kiss(作詞:AKIRA・s-Tnk、Rap詞:櫻井翔、作曲:Fredrik“Figge”Bostrom・川口進、編曲:川口進)

カッティングギターがかっこいいファンキーなアイドルポップス。ディスコなんだけど王道ジャニーズソングっぽい感じ。
一見するとベタベタ激甘ラブソングっぽいんだけど、「Yes!と言ってよ キミのホントの気持ちが知りたい」とか「この気持ち分かってよ」とか言ってるあたりからすると、「Let me down」的妄想ソングじゃないかとも思えてきたり。笑
そしてなんといっても、冴え渡るサクラップ!!こういうラップだいすきですわー。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154150/

マイレート:★★★


15.FUNKY(作詞:mfmsiQ・s-Tnk、作曲:BJ Khan・Takuya Harada・Joakim Bjornberg・Christofer Erixon、編曲:BJ Khan)

前代未聞の鬼宿題(笑)が出されたことで有名な80年代風ディスコチューン。初期の嵐楽曲を彷彿とさせるようなグルーヴ感満載のサウンドで、聴いた瞬間の感動ったらなかったわよ。これだよ!こういうの待ってた……!
夜のダンスフロアでとびきりの女性にアプローチをしかける男性の歌で、なんだか妙な色っぽさを感じさせる。

二度と来ない こんな夜だから
どこまでも一緒に踊ろうよ

前述のようにダンスシーンの楽曲なので、全体的にライヴ映えするような歌詞が印象的。大サビ前の二宮ソロが最高。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154149/

マイレート:★★★★★


16.Tears(作詞:小川貴史・SQUAREF、作曲:加藤裕介、編曲:BJ Khan)

こんなにもかっこいい曲がたくさん入ったアルバムなのに、いまいち好きになれない原因の一つである曲。笑
この曲で終わって「愛を歌おう」に戻るって……最悪の流れすぎる。笑(あくまでも主観)前作はこの、ラストから頭へ戻るつながりが秀逸だっただけに、なんかこう、もったいないよなーって。(もう一回言う。あくまでも主観)
曲の系統としては「シルバーリング」とか「Be with you」と近いかなって印象を受けました。(詞の内容はまったく違うけど)

解けた指先が 君を探したまま 心まで叫び続けてる
若すぎた僕らの 季節取り戻せるなら
もう二度と離れないように 愛せるから
君以上がなくて 大人になれなくて 言葉にならないほど切ない

ラストに終わったLOVEを持ってくるあたりが、いつもとは少し違った趣向ですね。系統は違えど、前向きな姿勢で終わることがほとんどだったので。それこそ、1st以来じゃない?そういう意味でも原点回帰なのかしら。(こじつけすぎ?笑)
こういう曲を無理なく違和感なく歌えるようになったのには、やっぱり成長を感じました。忘れられない、やり直したい、とただ後ろを見るのではなく「若すぎた僕ら」「大人になれなくて」と未熟だった自分、今なお弱さが残る自分を肯定しているのが大人だなあと。今までにはなかったタイプのバラード。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/154148/

マイレート:★★





一曲一曲、どんなLOVEについて歌った曲なのか書いてみようかと思ったんだけどさ、一言で表現するの難しいね。私のボキャブラリーでは無理。そもそも公式の「イケイケのLOVE」がまず意味わからんしな~。なにそのこじつけ感。笑

かっこいいアルバムだとは思うんですけど、どうしてもシングル3曲に引っ張ってもらってる感じが否めないかなぁ。
これだ!って思える曲がソロ楽曲を除くとFUNKYしかないという寂しさ。別に他の曲も例年のアルバム曲と比べ特別に劣っているというわけではないんですけどね。

そしてなんと言っても、冒頭とラスト、リード曲が残念クオリティ(もう一回言います。主観です)なのが、通して聴くことが苦痛になる所為かと。この3曲は8割方とばします。笑

今までにも数々のLOVEソングを歌ってきた中、ここであえてコンセプトとして打ち出してきた割には、嵐が伝えたいLOVEがなんなのかイマイチ伝わってこない。(ツアーには参加できていませんので、コンサートの演出云々は言われても困ります)
オープニングであれだけ壮大なLOVEを主張しておきながら、結局その後の楽曲で言ってることはいつもとあまり変わらないんですよね。浮いていると感じたのにはそのあたりも関係しているのかも。

あと、M9「Rock Tonight」で「愛だの恋だの言ったって 理屈では語れぬ」って言っちゃってるんで、その後でLOVEについて語られてもなーって感じもしないでもないんですよね(笑)これを最後にしてくれたほうが締りがよかった気がします。メッセージ性としては。(かといって終盤に持ってこられたら、それこそいつもと同じになってしまうんだけど)

正直、こういうテーマの作品って私すごく苦手なので(だから「Rock Tonight」のあっけらかんとしたスタイルはとても好きだったりする。笑)、別に嵐が伝えたいLOVEとかどうでもいいっちゃいいんですけど、やっぱりアルバムとして聴くなら、しっかり作品としてまとまっていてほしいんですよね。前2作がよく出来た作品だっただけに、少し残念な仕上がりでした。


……と、好き放題書いてきましたが、音楽の方向性としてはすごく好きなアルバムなんです。2nd~6thあたり、初期~中期の嵐楽曲を彷彿とさせるような。
聴いていて、以前の櫻井さんの言葉を思い出しました。

みんなに好かれようとニコニコ笑って来年消えゆくくらいなら、誤解を恐れずに大事なものを貫きたい。そこで離れていく人がいたとしても、われわれ5人とスタッフ、“チーム嵐”の華々しい20周年があるんだったらいいんです
<「MORE」2013/6号より抜粋>


実際、今回のアルバムに対して「いつもの嵐じゃない」と言っている方もよく見かけましたし、(私なんかからすると、こっちが本来の嵐に近いスタイルだと思うけど)まさしく「ふるいにかけたアルバム」なのかなって思いました。(リード曲が受け入れられていない時点で、私も振り落とされる側のファンに入るのかもしれない。文句言いながらも離れるつもりはないですけど)

「優等生でいつも仲良し」なパブリックイメージがついてしまった今の嵐。そんな「みんなが求める嵐」からの脱却。「そして幕開け第3章」の第一歩になるアルバムなのかなと。
これから先に待ち受けるステージがどんなものになるのか、すごく楽しみです。


いやはや、長々とお付き合いさせてしまいすみません。自分でも結局何が言いたいのかわからなくなったわ。今はリアルタイムで嵐を追えてないから余計にこのアルバムを自分の中に吸収しきれてなかったりするんですよね。笑