とりあえずてきとーにかたってみます。改(仮)

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せめて胸のともし火は消さないように【いざッ、Now】嵐アルバムレビュー #1



アメーバブログに投稿していたエントリの再掲になります。


突然ですが。
嵐さんの楽曲について語ります。(笑)

つっても、大した音楽知識もないので自己満足ですが。

コンサートも近くなってきたし、ということで最近はめずらしく嵐さんの曲を沢山聞いているので、語ってみたくなったんです~


てなわけで、1発目は2004年発売の4thアルバム「いざッ、Now」から。
(アルバム選択の理由は特にありません。単なる気分ですw)

ほんといつ見てもすごいタイトルですが(笑)その言葉通りアルバムの世界に誘われてみましょう。

 

 

いざッ、Now

いざッ、Now

 

  


前作「How's it going?」で見え始めた嵐としての音楽の方向性が、少しずつ定まってきたのかなーという印象を受けるアルバム。
その為、前作ほどのバラエティー性はないものの良曲が揃った名盤だと思います。

メンバーの歌唱力にも成長が見られ、大野さんに頼りきりだったこれまでから一変、それぞれの味が出始めた時期でもあります。

大人っぽい雰囲気の曲も多く、今の彼らならどう歌うのかも気になるところ。
 
 
 
1.言葉より大切なもの(作詞:TAKESHI 作曲:飯田健彦 編曲:石塚知生 RAP詞:櫻井翔

すごく好きです。この曲。まず出だしの大野さんソロサビでグッと引き込まれますね。アルバム冒頭に持ってきたの大正解。
そして何と言っても、詞がいい。特に2番サビの「遥かな空に夢を投げて 泪をぬぐえば 言葉よりも心のほうが 答えになるから」とか、まさにこの曲の肝というか、そんな気がしてます。疾走感溢れる曲調も大好き。
久しぶりに、こういう翔ちゃんのドスの効いたラップが入ったロックチューンもシングルで聴きたいものです。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/17864/

マイレート:★★★★☆


2.JAM(作詞:久保田洋司 作曲:Tobias Lindell・Joel Eriksson・Victor Wiszniewski 編曲:岩田雅之

ジャズテイストのお洒落な楽曲。好きな曲とか聴きたい曲って、その時々で変わっていくものだと思うけど、これだけはずっと変わらずに一番好きな曲です。嵐楽曲で好きなものは?と聞かれたら、迷わずこの曲を答える。そのくらいに大好きな一曲。サウンドが好みなのはもちろん、個人的な思い出とも相まって本当に不動の一位ですね。


当時としては少し背伸びをした感じの曲だけど、まだまだ少年らしさの残る彼らと詞の世界観が程良くマッチしていて良い感じ。
それぞれの歌唱力にも成長が見られて、特に二宮氏のソロパートがたまりません。抱きしめたい」「この甘さが苦い」の、やたら甘ったるい歌い方が個人的に超ツボ。
相葉さんの声もいい感じに色気が出てきて、いい仕事してくれてますね~。
大野さんの上手さ(技術的な意味でなく)も冴えわたってます。

あと、嵐さんの楽曲といえば、打ち込みではなく生バンドを多様しているところも特徴の一つだと思うんだけど、海外のアーティストさんに協力していただくことも多いんですよね。
今アルバムではこの曲含め、3曲の海外作品があるんですが、どの曲もかっこよくてかっこよくて……
どっちつかずの不安定な関係の2人を描いた詞の世界観と色っぽい曲調が見事にマッチしていて、本当に良い曲をいただきましたね。
使い方によって様々な意味を持つ「JAM」という単語を活かしたサビの表現も、非常にうまいなぁーと。
櫻井さんのみソロパートがないのが少し残念なところではありますが、ほんととにかくかっこいいので聴いてください。嵐のイメージ変わるよ、ゼッタイ。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19519/

マイレート:★★★★★


3.The Bubble(作詞:SPIN 作曲:Peter Bjorklund・Joel Eriksson 編曲:AKIRA RAP詞:櫻井翔

洋楽チックでかなり難しそうな曲。本当に嵐さんは楽曲の幅が広いなーと思います。
大野さんの綺麗な高音と櫻井さんの低めのラップの掛け合いが堪らない。そしてバックの重低音が最高。
5周年を控え、大人になり始めた嵐さんの新たな挑戦な1曲。
どうしても「山コンビ(大野×櫻井)の曲」になりすぎていて他3人の存在があまり感じられないのが残念なところ。
良い曲ではあるんだけども、サラッとしすぎていてもう少し引っかかりがほしかったかなぁ……という気はします。ちょっと後半飽きてきちゃう。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19520/

マイレート:★★★★


4.Thank you for my days(作詞:TAKESHI 作曲・編曲:岩田雅之

ただただ爽やか。この一言に尽きます。
前曲に引き続き大野さんのファルセットが気持ちいい曲でもありますね。
すごく良い事歌ってるし、なんとなく卒業シーズンとかに合いそうな歌詞なんだけど、曲調的には5月頃、春から夏に移り変わっていくような時期に聴きたい感じ。
低音から高音、高音から低音、って、音の上下が激しく難しい曲なんだけど、嵐さんがさらりと歌いこなしてくれちゃってるから眠気が……(こらこら)
嵐さんの表現力の幅を感じられますね。好きか嫌いかでいったら嫌いなタイプだが。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19521/

マイレート:★★☆


5.PIKA★★NCHI DOUBLE(作詞:SPIN 作曲:森元康介 編曲:石塚知生 RAP詞:櫻井翔

ファンの間でも根強い人気を誇るシングル曲。いまいち売上は伸びなかったけれども本当良い曲です。
この曲クラスの名曲を、いいかげんリリースすべきだと思うんだわ。そろそろ本気出してJストさん。
5人が主演の映画「ピカ★★ンチ LIFE IS HARDだからHAPPY」の主題歌としてピッタリの王道青春ソング。高校時代にやたらハマりました。
ラップ詞に「あかさたな」なんてはめてくるあたり、翔さんらしくて好きです。ラストのラップとイントロのギターが好きですね~この曲は。
ぜひとも映画とセットで聴いていただきたい。あのラストシーンはなんか妙に涙を誘う。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/18714/

マイレート:★★★


6.keep a peeK(作曲・編曲:吉岡たく

ここでまさかのインスト曲登場。果たして嵐さんの楽曲として紹介してしまってよいものなのか……(笑)
ちょいテクノっぽくてかっこいいし、良いクッションになってタイプの違う前半と後半の曲を上手く一つにまとめてくれてる感じ。

マイレート:★★★☆


7.EYES WITH DELIGHT(作詞:久保田洋司 作曲:コモリタミノル 編曲:石塚知生 RAP詞:櫻井翔

大好きです。この曲。本当はライブの定番曲になるはずだったんだと思うんだけど、いかんせんC&R( )が難しすぎる(笑)あんなん歌えねーよ、櫻井さん(笑)
サビはポップでキャッチーで乗りやすい半面、Bメロの音がちょっと和テイストに変わっていて面白い作りだよね。
二宮担としては、2番Aメロの二宮ソロにたまらなく悶えます。そしてラップ後の大野さんソロ!綺麗に伸びてるし声量も出てきてるしいいです。素敵です。
サビの振り付けがまた可愛いんだな、これが。アラフェスで投票ではランクインしてないのにラストにぶち込んでくれたのは嬉しかった。(行って生で聴きたかったorz)また「おーらびゅらびゅ」やりたいー。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19522/

マイレート:★★★★☆


8.RIGHT BACK TO YOU(作詞:SPIN 作曲:Peter Bjorklund・Joel Eriksson 編曲:ha-j RAP詞:櫻井翔

PARCOのCMソングとして使われた曲。いやー、もうこれ、ほんとかっこいいよ!ファンじゃない方にもぜひ聴いてもらいたい一曲です。
「コンサートの光景に合わせて書いた」という櫻井さんのラップも良い。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19523/

マイレート:★★★★★


9.RAINBOW(作詞:久保田洋司 作曲:コモリタミノル 編曲:石塚知生

昔はそうでもなかったんだけど、最近になってようやく良さがわかってきました。
何気ないカップルの日常のひとコマが描かれているだけなんだけど、温かい気持ちになれる曲ですよね。なぜか聴いてると涙が出てきます。
松本さんの声がすごく可愛い曲。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19524/

マイレート:★★★


10.ハダシの未来(作詞・作曲:宮崎歩 編曲 CHOKKAKU)

この当時のシングル曲にしてはパッとしないし(最近はそんなんざらだけど(苦笑))どうも好きになれない曲。
RAINBOWからの流れもイマイチしっくりきてないかなぁ。EYES~の後の方がまだ良かったかもなんて気がする。今アルバムではちょっと浮いてるかなって印象。
けど、やっぱりライブでは盛り上がるし、聴くと自然と体が動いてしまう曲ですね。あとはPVがいい!翔ちゃんいけめん。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/17863/

マイレート:★★★


11.優しくって少しバカ(作詞・作曲:井上貴志 編曲:ha-j)

相葉さんの曲。(笑)めずらしいよね、嵐の曲としてアルバム収録された曲をそのツアーでソロ曲として歌うって。
元々は井上貴志さんご自身の曲らしいですが、すごく相葉さんに似合っている曲だと思いました。
歌詞もすごく良い事歌ってるんですよね。
信じていたはずのものが変わってしまって、何を頼りに生きていけばいいのかわからなくなって。
涙を流したり、八つ当たりしたり、繰り返しているうちに自分のことさえもわからなくなる。
「上を向いて 歩いても 涙はこぼれて」って詞なんかすごく共感できちゃって。大好きだなあ。

せめて胸の ともし火は 消さないように 歩けたのなら
間違っていてもいい
笑われたっていい

間違っていても、かっこわるくても、自分の信じる道を突き進む。真っ直ぐな背中はとても魅力的です。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19525/

マイレート:★★★☆


12.Dear My Friend(作詞:小川貴史 作曲・編曲:関 淳二郎)

さらーっと聴いているとうっかり聞き流してしまいそうな曲。(笑)眠くなる感じでこういう曲はあまり好きじゃないです。
歌詞もいいこと言っているんだろうなーとは思うんだけど、いまいち耳に入って来なくて何が言いたいのか分からない曲。私的に今アルバム唯一の捨て曲。アルバムの流れを考えた時にこういう曲が必要になるのは理解できるんだけどね……

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19526/

マイレート:★


13.君だけを想ってる(作詞:久保田洋司 作曲:馬飼野康二 編曲:大坪直樹)

デビュー当時からお世話になっている馬飼野さんが久々の登場。
キラキラポップ!ちょっと前のアイドルソングなイメージ。
可愛らしいカップルの歌で聴いているとほっこりする曲。2番サビ前の「君に自慢できるような毎日じゃないけど 君だけを想ってること誇りに生きて」って、めちゃくちゃムズムズするような詞なんだけど、曲の印象とか、登場するカップルの雰囲気もあって、かなりキュンときてしまう。
金管の音がかっこよくて、ただ可愛いだけで終わらないのがいい。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19527/

マイレート:★★★☆


14.チェックのマフラー(作詞:TAKESHI 作曲:森元康介岩田雅之

これはもう大宮の曲ですね。(違うけど)
まだまだ声が不安定で探り探り歌ってる感は否めないけども、徐々に頭角を現し始めた二宮くんがいい。特に「優しさ伝えるたび」ってパートがめちゃくちゃ好きなんですわ。もっとマニアックに行くと、優し「さーつーた」←ここね、ここ。ここがたまらんの。(笑)
けど、まあそんだけですね。基本バラードは苦手です。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19528/

マイレート:★★☆


15.途中下車(作詞:SPIN 作曲:森元康介 編曲:ha-j)

これはいい!前向きで爽やかで疾走感があって、それでいて切なさもあって。アルバムやコンサートの締めくくりにふさわしい曲だと思います。
イントロからラストまで一度も途切れず繰り返されるピアノのフレーズが、良い仕事してるんだよねぇ。

歌詞:http://www.uta-net.com/song/19529/

マイレート:★★★★





やっぱりこの頃のアルバムが好きだなーと改めて思いますね。
One以降は、ポップで爽やかで無難な路線の曲が多い印象なので。(除ARASHIC

ぜひとも聴いていただきたい!